【将棋】横歩取り△3三角・8四飛・5二玉・5一金・6二銀型【実戦研究】
横歩取り△3三角型
某早指し将棋アプリで私が指した一局について少し。
横歩取りの後手は序盤から一歩損して気分が悪いようだが、数ある後手番の指し方のなかでもかなり有力な部類に入ると私は思う。やはり手得が大きく、先手よりも先に駒組みを終えて早く攻めることができるのが大きい。
今回は最もオーソドックスな△3三角型。横歩取りの中では比較的穏やかな変化で、安定して勝率を上げるには一番有力な手堅い順のように思う。
結果から言うと負けてしまったが、途中までは上手く指せていたので、良かった点および改善点を検討しながら振り返っていこうと思う。
初手から
1.▲2六歩
2.△8四歩
3.▲7六歩
4.△3二金
5.▲2五歩
6.△8五歩
7.▲7八金
(Ⅰ図)
後手(=私)は角換わりを志向したが、7手目▲7八金として先手はそれを回避。
後手はこれを受けて△3四歩と横歩取りの順を選ぶのが自然だが、他には△8六歩と動き相掛かりにする指し方も考えられる。
以下▲8六同歩△同飛▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2六飛のような進行になることが予想される。
[Ⅰ図]から
8.△3四歩
本譜は素直に△3四歩と横歩取りに応じることにした。
9.▲2四歩
10.△同歩
11.▲同飛
12.△8六歩
13.▲同歩
14.△同飛
15.▲3四飛
(Ⅱ図)
横歩取り最初の分岐点。
ここ(Ⅱ図)からは△8八角成もあり、以下▲同銀に①△7六飛なら相横歩取り戦法、②△2八歩▲同銀に△4五角なら4五角戦法に移行する。ただし4五角戦法は以下▲2四飛△2三歩▲7七角△8八飛成▲同角△2四歩▲1一角成と進行し、先手有利が結論づけられている。(補足A図)
[Ⅱ図]から
16.△3三角
本譜は前述した通り、無難に△3三角型を選択。以下比較的穏やかな駒組みへ進んでいった。
17.▲3六飛
18.△8四飛
19.▲2六飛
20.△2二銀
21.▲8七歩
22.△5二玉
23.▲5八玉
24.△5一金
25.▲3八金
26.△6二銀
27.▲4八銀
28.△7四歩
29.▲3六歩
(Ⅲ図)
お互いに飛車を4段目に引き、相中住まいへ。後手は△5一金・6二銀型の中住まいで、中住まいのなかでは金銀が引き締まっていて比較的丈夫な玉形。後に右桂を中央へ跳ねていくような軽快な攻勢を狙う。
対して先手は金開き型の中住まい。打ち込みの隙が生じづらく、また3八銀型よりも玉頭が強め。
互いの囲いが完成したら後手は△7四歩と突き桂馬の活用を図り、対して先手は3筋の歩を突き、攻め味を見せた。
[Ⅲ図]から
30.△8六歩
31.▲同歩
32.△同飛
先手が3六歩を突いたことで飛車の横効きが止まったので、後手はここを時機とみて△8六歩と仕掛けた。
この手では△7三桂とじっと力を溜める手もあったが、次に先手から▲3五歩と伸ばされると先手の攻撃形が伸びやかになり、攻めの主導権を渡すことになるという懸念もあったので断念。
すなわち、先手に好形を許す前にこちらから行くべきと考えての仕掛けである。
33.▲3五歩
34.△8五飛
(Ⅳ図)
▲3五歩はこの一手。この手は
①飛車の横利きを通し、7六の歩を守る
②3筋からの攻め味を作る
③△8八角成▲同銀△4四角の筋を消す
という三つの意味を持つ。他の手では攻めが立ち遅れる展開となり先手不満。
後手は飛車を5段目に引き縦横に目一杯はたらかせる。横歩取りは大駒の機能性が命である。
[Ⅳ図]から
35.▲8七歩
36.△3五飛
37.▲3七銀
38.△7三桂
(Ⅴ図)
先手は▲8七歩。後の△8六歩の垂らしの筋を嫌っての対応のように思うが、これは緩手だったように思う。
先手としては相手に左辺で飛車を捌かれポイントを上げられたので、それを取り返すような積極的な手を指さなければならないが、▲8七歩と打つのでは自由に使える持ち駒が一枚減り、また将来8二や8三へ歩を打っていくような反撃もできなくなるため、後手の主張が通る形となり、ここでの形勢は後手不満なし。
後手は△3五飛と歩を取りながら3筋へ転戦。金取りなので先手は▲3七銀と盛り上がってこれを受けた。
次の△7三桂は先手から早い攻めがないのと、こちらもわかりやすい攻撃目標がないのでじっと力を溜めながら様子をうかがった一手。この手では△8五飛と飛車を戻す手も考えられたが、3筋を目標に攻めていく含みがなくなってしまうので微妙だと判断した。
[Ⅴ図]から
39.▲3六銀
40.△8五飛
41.▲3四歩
42.△8八角成
43.▲同銀
44.△7五歩
45.▲7七銀
46.△6五桂
47.▲6六銀
48.△7六歩
49.▲3七桂
△7三桂と指したところ(Ⅴ図)で、8二の地点に隙ができたのを見て先手が▲3三角成△同桂▲8二角と動くのは△4四角で先手不利。以下▲9一角成は△3七飛成▲同金△2六角で後手優勢、▲2四飛や▲2八飛のような手は△9九角成が香車を取った上で桂当たりでやはり後手が指せる。
本譜は▲3六銀と飛車に圧力をかけていった。これに対し後手は△8五飛と逃げてしまったが、ここは△2五歩(補足B図)と直線的に攻め合った方が面白かったように思える。
△2五歩には先手は▲3五銀△2六歩と飛車を取りあうか▲1六飛とするかしかないが、前者は飛車を持ちあった状態での玉形の差が大きく、また後者は先手の飛車が使いづらくいずれも後手が指せる。
本譜は角を交換して△7五歩からさらに戦線を拡大する展開に。
△7六歩の取り込みに▲3七桂と跳ねた局面は△8八歩(Ⅵ図)の攻めが厳しく、以下▲同金△5七桂成に▲同銀は△4四角、▲同玉は△7九角で後手有利、放っておいても△8九歩成でと金を作られるとやはり先手勝ちにくい。
実戦はここで時間に追われてこの決め手を逃してしまい逆転してしまったが、中盤戦でリードを取ってうまく指せたのでいい将棋にはなったと思う。
【SM全国ダブル】完成版ユキアイス霰
あみの(?)@Tough_Zelkovaです。
名前はコロコロ変えてるのでなんとでも呼んでください
今回はシーズン5で使い続けた霰パについて紹介します。
QRレンタルチームのページ
→https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/sm/BT-B51C-44C1
★戦績
315戦 206勝 109敗(勝率65%)
最高レート:1971pt
最終レート:1941pt
パーティ紹介
ユキノオー (特性:ゆきふらし→ゆきふらし)
技:ふぶき エナジーボール こおりのつぶて まもる
持ち物:ユキノオナイト
性格:れいせい(C↑ S↓)
努力値:H236 B124 C148
実数値:H195 A112 B111 C144 D105 S58
↓
H195 A152 B141 C188 D125 S31
霰パのギミック始動役にして高種族値メガシンカ枠です。
鈍足かつ弱点だらけですが耐久火力ともに高水準で、一発耐えて返しのふぶきをお見舞いするのが主な仕事です。
もし相手の攻撃が耐えられなかったとしても、後述のレジアイスがかわりに耐えてふぶきを撃ってくれるので、守るシーンは最低限に押さえて、積極的にアタックしていきましょう。
雨エース以外の水タイプには吹雪が通らないので、水タイプを見たらここぞとばかりにエナジーボールを撃ち込んでやってください。
こおりのつぶてはあるのとないのとではランドロスやコケコなどへの安定感が段違いです。
配分はA197メガメタグロスのアイアンヘッド耐えです。
パーティ全体でカプ・テテフが辛いので、初手ユキノオー&レジアイスの並びの選出でもある程度テテフグロスに対応できるように調整しました。
レジアイス (特性:アイスボディ)
技:ふぶき れいとうビーム 10まんボルト きあいだま
持ち物:こだわりメガネ
性格:ひかえめ(A↓ C↑)
努力値:H252 B156 C100
実数値:H187 A- B140 C146 D220 S70
こだわりメガネを持たせて、高火力霰エースポケモンとしての採用です。
初手ユキノオーと共に出して、一緒に必中の吹雪を撃っていきます。
単氷のゴミ耐性ですが、特殊耐久がバカ高いのでそれなりに耐えてふぶきを返せます。
特性のアイスボディも行動保障に一役買ってくれます。
タイプの都合上防御面への耐久性が心もとないので、A216霊獣ランドロスのジメンZを耐えるまで防御を高めました。
ドランランドのねっぷう+いわなだれも耐えます。
れいとうビームは相手のワイドガードの択を重く見たときに、10まんボルトは水タイプに対して使います。
きあいだまはヒードランへの打点ですが、そもそもヒードランに対しては対面しない方が望ましいので撃たなくて済むに超したことはありません。
ガブリアス (特性:さめはだ)
技:じしん いわなだれ どくづき まもる
持ち物:ジメンZ
性格:いじっぱり(A↑ C↓)
努力値:H252 A164 B28 D4 S60
実数値:H215 A188 B119 C- D106 S130
岩、炎に対して攻撃面防御面ともに強く、霰パーティの補完として優秀です。
今回はガルーラ、カプ・レヒレ、ヒードラン、ランドロス、クレセリア、リザードン、サンダー等を組み合わせたスタン系の構築へのメタを意識した構成となっております。
具体的に解説すると、素早さ97~129程度の中速ポケモンを素の状態で抜きつつ、それでいて素早さに依存しすぎない耐久寄りの配分にすることで、
中速ポケモンの行動順を追い風やトリックルーム、凍える風等によって補強するスタン系統の構築に対して比較的柔軟に立ち回ることを志向しています。
ヒードランやカプ・レヒレ等を抜くことは基本ですが、それ以外にもHP-火力ベースのガルーラやリザードン、カプ・テテフなどをあわよくば抜くことを意識して、準速ヒードランを目安に、それ+1の130となっています。
対砂への重要なカードであるので、物理方面はA186バンギラスのれいとうパンチ耐えまで。
特殊耐久はC139クレセリアのれいとうビームを目安に耐え調整することで、電気タイプやその他特殊アタッカーのめざめるパワー(氷)もある程度まで耐えることができます。
霰パーティの補完として炎や岩を重く見たときに、高火力単体地面技の存在が非常に有用であるので、ジメンZを持たせました。
氷+地面、もしくは電気+地面の攻撃範囲は非常に優秀です。
他はリザードンやサンダー等への打点にしてダブルバトル最強技であるところのいわなだれ、
炎タイプがおらず、不足しているエルフーンやカプ・ブルル、ルンパッパ等の草タイプへの打点を補うためにどくづきを採用しました。
ギャラドス (特性:いかく)
技:たきのぼり こおりのキバ ストーンエッジ アイアンヘッド
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ようき(C↓ S↑)
努力値:H4 A252 S252
実数値:H171 A177 B99 C- D120 S146
霰パの補完の水タイプですが、
ふぶきで削れたポケモンを高い素早さから潰すためにこだわりスカーフを持たせました。
氷タイプの苦手な炎を高い素早さで縛ります。
主力水技は威力よりも命中が安定していてかつ怯みも期待できるたきのぼりを選択しました。
こおりのキバはボーマンダや草タイプへ、ストーンエッジはユキノオーやレジアイスを見て出てきたリザードンを出落ちさせるための技です。
残りの枠が余ってしまうので、適当に挑発でも入れようかと考えましたが、スカーフ挑発の汎用性が疑わしく、テテフやブルル、サーナイト等への高打点(しかも怯み付き)としてアイアンヘッドを採用しました。
結果、4つの技のうち3つが怯ませ技という大変恐ろしい技構成になってしまいました。
カプ・コケコ (特性:エレキメイカー)
技:10まんボルト ほうでん マジカルシャイン まもる
持ち物:いのちのたま
性格:おくびょう(A↓ S↑)
努力値:H4 C252 S252
実数値:H146 A- B105 C147 D95 S200
霰パの電気枠で、電気タイプの中では最も火力の高い電気技を扱えるポケモンです。
パーティ全体の火力が氷技に偏っているので、氷と範囲に優れた電気タイプの技の火力を高めることで高い火力水準を維持しながら、かつバランスを取ることを意識して最高峰の電気打点として採用しました。
前述の理由により、範囲技のほうでんは高い電気火力を存分に発揮できる技として非常に重宝します。
カプ・レヒレ (特性:ミストメイカー)
技:だくりゅう ムーンフォース めいそう まもる
持ち物:マゴのみ
性格:ずぶとい(A↓ B↑)
努力値:H236 B4 C252 D4 S12
実数値:H175 A- B149 C147 D151 S107
水枠その2にして、対面寄りのポケモンの苦手とする耐久系のポケモンを起点にめいそうを積むことで無理矢理崩す役割を持ったポケモン。
主にクレセリアを仮想敵としており、ガブリアスでは対処不能な対クレセドランがとても安定します。
物理耐久はA216霊獣ランドロスのジメンZ耐えまで高めています。
この手のポケモンはテテフやガルーラ、メガメタグロス等の素早さの高い対面寄りのポケモンを苦手とするので、ユキノオーやレジアイスと共に選出する場合は、それらに弱くならないか考慮して選出するのが望ましいです。
強力な初手の組み合わせ
現状のダブルバトル環境では珍しく、交代を立ち回りの前提としていません。
したがって見せ合い時にどのような選出をするか考える段階が非常に重要性が高いです。
様々な状況が想定できるため一概にこうだとは決められませんが、ここでは、このパーティでの強力な初手の組み合わせについて紹介します。
ユキノオー+レジアイス
このパーティのコンセプトとも言える最も基本的な選出です。
よほど氷技の通りが悪くない限り、この選出でふぶきをぶっ放していればある程度の勝率は保証されます。
あらゆる素早さを持ったポケモンを共存させている方が汎用的であるため、後発にギャラドスあるいはカプ・コケコを置いておきたいところです。
ユキノオー+ガブリアス
氷+地面の攻撃範囲は受け出しが困難であるため、クレセリアのいない中速スタンに強めの選出です。
ガブリアスを使う場合はクレセリアが重くなりがちですが、もし相手のパーティにクレセリアがいても、選出されなければ問題ないので、若干リスクがありますが、クレセリア入りに対して選出するのも十分ありです。
ユキノオー+カプ・コケコ
電気+氷の範囲の広さに加えて、高速&鈍足の組み合わせであるため、あらゆる素早さ関係に柔軟に対応しやすい汎用的な選出です。
立ち回り
後出しで技を受けるリスクをなるべく小さくすることを志向した対面重視の構築であるため、HPに余力のある序盤はなるべく交代せずに積極的に攻撃していくのが強いです。
対面に強いポケモンが多いため、たとえねこだましで一匹の動きが封じられてもねこだましを撃った相手の一体もそのターンに他の行動をすることが不可能であるため、ねこだましもそれほど怖くありません。
中~終盤は有利対面を維持し続けることを意識して動かす必要があり、それなりに交代を要する局面が増えていきます。
この局面では相手の技を受けやすくなるため、負け筋を生みやすく気を遣います。
それで負けてもへこまずにとっとと次の対戦へ行きましょう。次は勝てます。
以上です。
【SM全国ダブル】 アミノン式霰1,5
今回はシーズン4ダブルレートで使用したユキノオー&レジアイスを用いた霰パの紹介と、それを通して霰パの動かしかたについて解説します。
この構築では頑張ってもおそらくレート1800前後をうろうろする程度なので、そのまま使用することはおすすめできませんが、とりあえず記録として書き残しておきたいと思います。
したがって、本来的にはアミノン式霰2といきたいところですが、完成度に難があるので1,5とします。
↓パーティメンバー
→吹雪エース、鈍足耐久高めだが耐性ボロボロ
→対岩、地面、炎、鋼、高速で潰し性能高め
→鋼や炎へ打点を持つ水枠、崩しメイン
・ロトム
→水へ打点をもつ電気枠、タイプ面でのパフォーマンスが高く役割を持たせやすいが、その実ハイポン外すガラクタ
→鋼に強い炎タイプ。威嚇、高火力先制技、高めの数値となかなか恵まれているが、霰パに入れるには岩弱点が痛い
各ポケモン紹介
○ユキノオー(特性:ゆきふらし→ゆきふらし)
持ち物:ユキノオナイト
性格:れいせい(C↑ S↓)
努力値:H236 B124 C148
実数値:H195 A112 B111 C144 D105 S58
↓
H195 A152 B141 C188 D125 S31
4世代から対雨でおなじみのユキノオーです。
必中吹雪と言えばこのポケモン。
メガシンカすることによって素早さ以外のステータスが大幅に上昇し、高耐久高火力の鈍足アタッカーになります。
弱点の多さをある程度は数値の高さで補うことが可能であり、この配分ではA197メガメタグロスの硬い爪アイアンヘッドまで耐えることができます。
これによって対テテフグロスにおいてもある程度のパフォーマンスを発揮できます。
持ち物:こだわりメガネ
性格:ひかえめ(A↓ C↑)
努力値:H252 B156 C100
実数値:H187 A- B140 C147 D220 S70
霰エース枠はグレイシアが入ることが多いようですが、レジアイスの数値の高さを信用したいと思い、霰エースとして採用しました。
数値は高いものの、やはり単氷であることがネックとなってしまっており、防御性能はそれほど高くはないです。
ユキノオーと一緒に出して天気を霰にし、こだわりメガネで強化された特攻から必中吹雪を撃っていくことができれば理想です。
配分はA216霊獣ランドロスのじしんZ確定耐えとしており、A197メガメタグロスのアイアンヘッドも70%程度の確率で耐えることができます。
○ガブリアス(特性:さめはだ)
技:じしん いわなだれ どくづき まもる
持ち物:ジメンZ
性格:ようき(C↓ S↑)
努力値:A252 D4 S252
実数値:H183 A182 B115 C- D106 S169
600という数字を無駄なく振り分けることで耐久、攻撃力、素早さどれをとっても高水準となっている優秀なポケモンですが、ダブルにおいては霊獣ランドロスの存在が眼の上のたんこぶ。
氷との攻撃相性に優れた地面タイプ枠として、ランドロスよりも高い素早さと耐久数値、霰パには欲しい炎、岩耐性を見込んで採用しました。
このポケモンは耐性の少なさのわりに弱点がメジャーなので、何度も攻撃を受けることは得意ではないですが、対面から相手を倒していくことは得意なので、攻撃範囲ではもちろん、戦いかたのスタンスも対面重視の霰パに対して適正があります。
ユキノオーと並べてジメンZ+吹雪の動きが強力なので、特に遅いポケモンが多く上からの火力に弱いガルーラスタンに対して、それができるような展開を目指します。
○ウォッシュロトム(特性:ふゆう)
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ひかえめ
努力値:C252 D4 S252
実数値:H125 A- B127 C172 D128 S138
攻撃面、防御面で優れた電気・水タイプでありながら特性によって地面技を無効化できるという、唯一無二の極めて優秀なタイプ耐性を持ったポケモン。
吹雪を半減する水への打点をとることを目的にしながら、ガブリアスが地震を撃ちやすいように浮いていること、岩や炎に強めであること等の条件を同時に満たすポケモンはコイツしかいなかったので採用しました。
しかしながら、数値の低さや、ハイドロポンプの外れやすさから、それほど性能が高くなかったのがなんとも微妙なところでした。
霰パでは先んじて攻撃を仕掛ける潰しの性能が重要であるので、こだわりスカーフを持たせてなるべく先制で攻撃できるようにしました。
火力がなかなか捨てられないので、他のスカーフ持ちやS150族あたりに抜かれてしまうデメリットは無視できませんが、今回は控えめの個体で運用しました。
あまごいは主にリザードンへ、トリックは主にガードシェアラッキーへと使っていきます。
○ウインディ(特性:いかく)
持ち物:いのちのたま
性格:いじっぱり(A↑ C↓)
努力値:H196 A252 S60
実数値:H190 A178 B100 C- D100 S123
炎タイプの威嚇枠で先制技持ちと、霰パに欲しい要素をかなりクリアしている強いポケモンですが、他の炎にも言えることですが岩弱点が少々苦しいです。
崩し性能重視の命の珠物理アタッカー型で、威嚇と合わせてある程度相手の潰しをしのぐクッション役ができるようにHPに多めに努力値を配分しました。
素早さは準速70族を目安に、それ+1の123としていますが、ちょっと素早さに振ったヒードランやレヒレを抜ければさほど問題はないと思います。
ヒードランやガルーラに対する高打点が欲しかったため、神速フレドラ守るの残りの一枠はインファイトとしました。
○カプ・レヒレ(特性:ミストメイカー)
技:だくりゅう ムーンフォース めいそう まもる
持ち物:ウイのみ
性格:ずぶとい(A↓ B↑)
努力値:H236 B4 C252 D4 S12
実数値:H175 A- B149 C147 D151 S107
炎に強い水枠として。
水範囲攻撃が特長で、クレセドランランドといった水が死角となった並びを主軸とするガルーラスタンへの強さがなかなか高いです。
水としては鋼耐性がないのが玉にキズですが、水・フェアリーという極めて優秀なタイプ組み合わせ、特性ミストフィールドでテテフやコケコのフィールドを書き換えながら戦える性能を持っていることが採用理由です。
特に霰パーティでは鋼をいれづらいため、テテフを単体で相手にできるポケモンがほとんどおらず、フィールドを書き換えて抵抗を得ることがとても重要です。
選出・立ち回り
霰パを運用する上で
①霰パは対面重視
ユキノオー及びレジアイスは素早さが低く相手に消極的な行動をとらせづらいため、この2匹を初手に出した場合は、場に釘付けとなって機械的に吹雪を撃っていくことしかできません。
さらに霰パでは氷タイプとの兼ね合いから、耐性が豊富でクッションに便利な鋼タイプを構築に入れられないため、主にノーマル、エスパー、フェアリーの耐性が不足しており、下手に交代すると前のターンまでに獲得したアドヴァンテージを失いかねないです。
このような点から、霰パーティでは交代を極力廃し、場の2匹で相手を倒していく、対面寄りの戦いかたをとります。
そして、対面志向のパーティでは、立ち回りの細かな差異よりも、試合前の選出、特に先発の選出に勝敗が強く依存するものです。
霰パーティもその例にもれず、選出に非常に気を遣う構築であると言えます。
(そのため、本記事では選出の仕方も詳細に解説していきます)
②相手の対処の不慣れさに漬け込む
また、霰パは残念ながらそれほど強力な戦術とは言えないため、使用率が低く、対処に慣れていないプレイヤーがほとんどです。
そのため、そこを突いて、相手にとっては不慣れなこちらの戦いかたを押し付ける選出や立ち回りが勝利のカギを握っています。
以上のポイントが霰パを扱う上で最重要の認識だと覚えておいてください。
それでは具体的に考えていきましょう。
vsガルーラスタン
非常に使用頻度の高いこの類型において良く採用されるポケモンは、ガルーラの他にクレセリア、ヒードラン、ランドロス、サンダー、モロバレル、カプ・レヒレあたりでしょうか。
この構築類型に対する上では、次の二つの留意点があります。
①氷技の通り
前作まではレヒレの枠にボルトロスがいることが多かったので氷の通りがかなりよかったですが、今作ではレヒレの存在によって氷技の通りがそれなりに落ちています。
したがって相手がこちらのパーティを見てレヒレやヒードランを先発で出してくるかどうかというところがポイントです。
②対面よりもサイクル重視であるため、構築全体で対面性能の高いポケモンに弱めであること
ガルーラスタンでは通常、サンダーやクレセリアの素早さ操作でこれを補う形をとりますが、これは裏を返せば、
"これらのポケモンを封じられてしまった後では、対面性能の高いポケモンに抵抗することが難しい"
ということでもあります。
したがって対ガルーラスタンにおける有効な戦略は、相手が消耗した後に、タイマンに強い高速アタッカー(ここではスカーフロトムとガブリアス)で畳み掛けるシーンを作り出すというものです。
すなわち、 こちらの先発の2匹で相手の素早さ操作役の崩し、メインアタッカーの削りをし、後発で潰して詰めていくための選出が有効であると言えます。
☆対ガルーラスタン選出候補
<その1>
相手のカプ・レヒレやヒードラン等を重く見て、初手からユキノオー+レジアイスを選出したくない場合の選出の一例です。
対ガルーラスタンにおける原理原則(②)に忠実に、スイッチトリルに抵抗力の強いウインディ、ユキノオー、カプ・レヒレで崩しを行い、削れた相手をガブリアスで潰して詰める勝ち方をめざします。
<その2>(対ガルサンダー)
メガガルーラ&サンダーの並びは追い風主導であり、対面性能の高い高速アタッカーに対しての抵抗があるため、対しては前述(②)の通り、サンダーを崩して後発の高速エースを通すというプラニングで試合を進めていくのが理想です。
ガルーラスタンはサンダーが入ることで氷技の通りがかなり良くなるので、削り役及び崩し役としてはユキノオー+レジアイスの組み合わせが優れています。
ユキノオーはサンダーの熱風をしっかり耐えてくれ、ガルーラサンダーに対してノオーレジアイスのうち少なくともどちらか一方は確実に吹雪をお見舞いできます。
もしガルーラサンダーがユキノオーレジアイスの両方ともを削りきれずに2連続吹雪を許してしまった場合、サンダーは瀕死、ガルーラは瀕死か先制技圏内であるため、勝ちはほぼ確定的です。
vsメガリザードンY
結論から言うと、かなり厳しい相手です。
その火力の高さもさることながら、水タイプでは明確な対策ができないので、他の炎よりもさらに厄介な存在です。
このポケモンを相手にする上で、自分はパーティのタイプ相性上の水の一貫性の高さに着目して、そこを突いていく戦略をとることにしました。
☆対メガリザードンY選出候補
初手から水タイプ2匹を出し、リザードンのメガシンカに合わせてロトムで雨乞いをして、カプ・レヒレのだくりゅうで大幅に削っていくプラニングをとるための選出です。
先に述べた通り、リザードン入りパーティは全体の水抵抗をひでりに依存する度合いが強い傾向にあるので、苦手なこの相手に対しても、この行動によってある程度の勝ちを見込めます。
ウインディはリザードンがいる場に対して後だしが利きやすく、また主にギルガルドに対して役割を持っています。
ユキノオーはリザードンから天候を奪う能力が高いこと、リザードンの取り巻きによく採用されるランドロスに強いことから、対晴れ構築においても高い有用性があるため、選出の候補に挙がります。
ガブリアスはやはりその高いタイマン性能を活かして、終盤の詰めをきっちりこなす役割を重視して運用しましょう。
vsバンドリュマンダ砂パ
☆選出候補
晴れと同様、水タイプへの抵抗力を持っているポケモンが少なめであるため、カプ・レヒレやロトムなどの水タイプで崩していく戦略が有効であると考えます。
天候始動役から天候を奪いやすい点、ボーマンダへの打点として氷技が必要になってくる点から、ユキノオーをなるべく初手に選出します。
vs雨パーティ
氷タイプが水技を弱点に持たないこと、ゆきふらしで天候を変えられること、雨エースによく採用されるルンパッパ、キングドラ、ラグラージに氷技が通ることなどの利点から、霰パーティは雨パーティに強い構築であると言えます。
しかし、相手もまたあの手この手で天候を支配しようと試みてくるので、他のパーティと同じように警戒が必要な相手であると言えます。
☆対雨パーティ選出候補
水耐性のあるユキノオー、特殊耐久の高いレジアイスが動きやすいので、初手からこの2匹を出していき、やはり原則的には交代をせずに対面から叩いていきます。
相手の先発に雨降らしポケモンがおらず、カプ・コケコがいる場合は、ユキノオーのメガシンカに合わせてボルトチェンジで退場し、その後にニョロトノやペリッパーといった特性雨降らしのポケモンを繰り出して天気を雨にする動きが想定されるので、その場合はユキノオーはメガシンカをせずに吹雪を撃ちましょう。
カプ・レヒレはその性能の高さもさることながら、テテフやコケコからフィールドを奪い、自分と味方を高火力特殊技から保護してくれるので、あらゆる相手に対して選出されます。
vsカプ・テテフ&メガメタグロス
通称「テテフグロス」と呼ばれるこの並びは極めて高い対面性能を有しており、高い素早さからの高火力技でなるべく先制で相手を倒していく戦術をとっています。
すなわち、霰パーティと同じ対面重視の構築です。
☆対テテフグロス選出候補
<その1>
アローラダブルでお馴染みのウインディ&カプ・レヒレの並びで、フィールドを奪って確実に攻撃を耐えてから、高火力技で反撃することを想定した選出です。
ウインディやレヒレのような攻守のバランスが整ったタイプのポケモンは、基本的には高速高火力のアタッカーに対面から勝つことは難しいので、この選出をした場合は、削れた相手に止めを刺す詰め役として後発にガブリアスとウォッシュロトムを選出します。
<その2>(吹雪を通しやすい相手に対して)
また、ユキノオー&レジアイスの並びではメガメタグロスのような素早さの高い鋼タイプには不利をとってしまいますが、テテフグロス構築はその他のポケモンに対する氷技の通りがいい傾向が高いため、初手からユキノオーとレジアイスを出してしまうのもありです。
具体的にはカプ・テテフ&メタグロスの並びに加えてサンダーやサザンドラなどが採用されている場合など。
サイコフィールドを発生させるカプ・テテフの存在はやはり驚異的であるため、フィールドを書き換えるためにカプ・レヒレは選出したいですが、相手の選出や状況次第な部分が大きくなんとも言えません。
まとめ&後書き
霰パは、
・構築段階ではまず対砂、晴れ、次に対水、炎、鋼を意識して、対面性能の高い電気、格闘、水、地面、炎を積極的に採用していくこと
・運用する上では相手の選出に強い選出を心がけること
この二点が最重要であることは強調しておきます。
そして、この構築ではそこまで勝てなかったので、次回の記事では私がシーズン終了間際に使用し、レート1900に滑り込むことができた霰構築について紹介します。
【SM全国ダブル】アミノン式霰①
※この記事では、サン・ムーンダブルレート準拠の対戦を前提としています。
霰パーティとは、特性ゆきふらしによって天候を霰にし、必中のふぶきを撃っていくことで相手を倒す戦術をテーマとした構築のことです。
今回はゆきふらし役をキュウコン(リージョンフォーム)、高火力のふぶき使いをレジアイスとした霰パーティについて紹介します。
↓パーティメンバー
この構築を使用したシーズン2では、最終レート1900まで到達できました。
使用ポケモン紹介
○キュウコン【アローラのすがた】(特性:ゆきふらし)
技:ふぶき フリーズドライ オーロラベール まもる
持ち物:きあいのタスキ
性格:おくびょう(A↓ S↑)
努力値:H4 C252 S252
実数値:H149 A- B95 C133 D120 S177
特性ゆきふらしによって天気をあられにし、自身も命中100%のふぶきを撃っていくことができるポケモンです。
レジアイスと一緒にふぶきを撃っていきます。
アタッカーとしては特攻がひかえめですが、100を超える素早さ種族値からタイプ一致必中のふぶきを使えるため、火力不足だとはそれほど感じさせません。
また、オーロラベールで味方をサポートすることができ、これもまた霰エースとの相性が良好です。
ふぶきを通す上で水タイプが障害となるため、残りの技は水タイプに弱点の突けるフリーズドライを採用しました。
○レジアイス(特性:アイスボディ)
技:ふぶき れいとうビーム きあいだま 10まんボルト
持ち物:こだわりメガネ
性格:ひかえめ(A↓ C↑)
努力値:H252 B28 C228
実数値:H187 A- B124 C163 D220 S70
高い特殊耐久を持つ、単氷タイプのポケモンです。
カプ系統や特殊竜、特殊電気などの、氷技が通りやすい特殊アタッカーとの撃ち合いに強いです。
物理方面の耐久性能を補うために、威嚇やオーロラベールなどと組み合わせて使用していきます。
努力値配分は、A216霊獣ランドロスのばかぢからを耐える調整となっています。
10まんボルトは水やリザードンへ、きあいだまはヒードランへ使っていきます。
バンク産のレジアイスの性格がひかえめだったので、特性アイスボディで使っていますが、能力が下がらないクリアボディの方がもしかしたら強いかもしれません。
○カプ・コケコ(特性:エレキメイカー)
技:かみなり 10まんボルト マジカルシャイン まもる
持ち物:デンキZ
性格:おくびょう(A↓ S↑)
努力値:C252 D4 S252
実数値:H145 A- B105 C147 D96 S200
氷タイプとの攻撃面での相性に優れた電気タイプのポケモンです。
氷技の通りにくい炎、鋼、水に対して等倍以上でダメージを与えることができます。
特にカプ・コケコは特性エレキメイカーとその素早さの高さから、これらのポケモンや、その他電気技に耐性のないポケモンを縛る能力がとても高く、対面から相手を倒していく霰パーティとの相性がとてもいいです。
持ち物は汎用性を重視して、技を撃ち分けでき、かつとても高い瞬間火力を発揮できるZクリスタルにしました。
○ウインディ(特性:いかく)
技:フレアドライブ インファイト しんそく まもる
持ち物:いのちのたま
性格:いじっぱり(A↑ C↓)
努力値:H204 A252 D52
実数値:H191 A178 B100 C- D107 S115
あられパーティには必須の炎タイプのポケモンです。炎耐性、鋼耐性を補い、特に鋼に対しては重要な役割を持っています。
特にこのポケモンは特性威嚇と優秀な先制技をもっており、その単体性能の高さを評価して採用しました。
キュウコン、コケコと素早さの高いポケモンで潰し性能(相手を対面から倒し切る能力)は補えているため、このポケモンはクッション性や崩し性能を重視して素早さではなく耐久に努力値を配分しました。
レジアイスやキュウコンといった、耐性の皆無に等しいポケモンに多くの技を受けさせるわけにはいかないため、処理速度をとにかく重視して耐久型ではなくアタッカー型にしました。
○ローブシン(特性:てつのこぶし)
技:ドレインパンチ マッハパンチ はたきおとす ワイドガード
持ち物:オボンのみ
性格:ゆうかん(A↑ S↓)
努力値:H212 A124 D172
実数値:H207 A193 B115 C- D107 S45
主に岩耐性を補い、かつワイドガードでいわなだれから味方を守る目的で採用されました。
攻撃、HPの数値が高く、ドレインパンチとマッハパンチをタイプ一致で使えるため、鈍足ながら物理耐久の薄めなポケモンやガルーラ、ヒードランといった環境トップメタとの撃ち合いに強い点が評価できます。
火力はてつのこぶしである程度補って、耐久を厚めにしました。
特殊耐久の調整先はC194いのちのたまサザンドラのりゅうせいぐん耐えとなっています。
○カメックス(特性:げきりゅう→メガランチャー)
技:しおふき あくのはどう アクアジェット まもる
持ち物:カメックスナイト
性格:ひかえめ
努力値:H252 B4 C252
実数値:H186 A92 B121 C150 D125 S98
↓
H186 A110 B141 C205 D135 S98
霰パに不足しがちな炎耐性、鋼耐性を補う水タイプ枠。メガシンカ枠が余ったため、水タイプ枠にメガシンカさせようと考えて採用されました。
このポケモンは素早さが中途半端であり、素早さサポートなくして先手を取って制圧する勝ち筋を得ることはできないので、やはり耐久に振って安定性を重視しました。
また、耐久振りでサポートなししおふきの火力を落としづらいというメリットもあります。
タイプ一致しおふきの火力は非常に驚異的で、放置すると壊滅してしまうので、ある程度攻撃のヘイトを集めることができて強かったです。
選出・立ち回り
汎用選出Ⅰ
先発:カプ・コケコ+キュウコン
後発:レジアイス+(ウインディorローブシンorカメックス)
キュウコン+カプ・コケコの攻撃範囲に優れた高速アタッカーで潰していき、後発のレジアイスや補完ポケモンの火力を通しやすくする最も基本的かつ汎用的な並びです。
試合の序盤から終盤に至るまで相手に与えるダメージ量のターン速度を維持しやすいため、汎用性に優れています。
汎用選出Ⅱ(初手レジアイス)
先発:カプ・コケコ+レジアイス
後発:キュウコン+(ウインディorローブシンorカメックス)
レジアイスの火力を初手から発揮したい時の並びです。主に対雨や、あるいは氷の通りがよさそうな場合にこの選出をします。
この対面からコケコを下げて、キュウコンを出して天気をあられにしながら、レジアイスが必中の吹雪を使っていく、という動きが可能であれば理想的ですが、初手にレジアイスの苦手なポケモンがいる場合は、コケコでそれを縛りながらレジアイスが無天候の状態からふぶきを使う立ち回りをします。
その他の選出についてはパーティごとに柔軟に変化させていきます。
例えばバンギラス入りに対してはコケコ+ローブシンでワイドガード、デンキZ、ドレインパンチ、マッハパンチなどを駆使してなんとかバンギラスを倒してからレジアイスやキュウコンを出せるように、など。
対面重視の構築であるため、場に出ている相手を対面から倒すことで試合を有利に展開できるように心がける必要があります。
バトルツリー攻略用パーティとその詳細情報
バトルツリーのシングルルール攻略用のパーティについての紹介をします。
バトルツリーを攻略する際にご利用または参考にしてくださると幸いです。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/sm/BT-4B24-9843
以下は使用ポケモンについての詳細な情報です。
紹介と解説
バトルツリー攻略とは、勝率100%を実現することを目標に据えたゲームです。
そのため、高い勝率を維持することを目的とする対人戦とは、戦略上の理念が異なります。
<勝率を100%へ限りなく近づけるために>
対人戦に共通する個々の性能の高さを支える要素のうち、バトルツリーにおいてとりわけ重要なものを備えたポケモンの条件を論に基づいて枚挙し、これを参考に使用ポケモンを絞り込みます。
ポケモンの使用する技には、急所や追加効果といったこちらにとってネガティヴな効果を追加する要素が確率的に含まれているため、膨大な施行回数を重ねる上ではそれが原因で連勝が止まることが起こりやすいです。
そのため、採用するポケモンは技を受ける回数が比較的少ないか、あるいは技の追加効果に抵抗する能力が高いことが望ましいです。
これを満たすポケモンの主要な特徴として、次のものが挙げられます。
①高い素早さを持っていること
②相手の先制技に対する抵抗力が高いこと
③汎用的な連続技使いであること
④状態異常耐性
⑤追加効果などに対する抵抗性
また、堅実さを損なわず、かつ楽に勝利するための方法として、積み技を利用することが挙げられます。
⑥強力な積み技を使えること
今回のパーティでは、以下の条件を満たすポケモンを相性バランスや攻撃範囲を考慮して採用していきました。
ガルーラ(特性:きもったま→おやこあい)
技:すてみタックル グロウパンチ じしん ふいうち
持ち物:ガルーラナイト
性格:ようき
努力値:H84 A172 S252
実数値:H191 A137 B100 C- D100 S156
↓
H191 A167 B120 C- D120 S167
先発で使います。
バトルツリー攻略において重要な要素である素早さの高さ(①)と連続技(③)、強力な積み技(⑥)を備えたツリーでの汎用性に優れたポケモンです。
先制技に対する抵抗(②)をある程度補うため、またゴーストタイプに対する打点をもつために、ふいうちを採用しました。
ただ、このポケモンには、相手のもつ接触反応性による影響が大きいこと、タイプ耐性が少ないことなどのデメリットが存在します。
【WCS2017チーム】ウルトラビーストダウンver.1
この記事ではレーティングバトルシーズン2及びぽちゃオフで使用した構築について紹介します。
バイオです。ここのところ寒く、そして気圧状態の悪い日が続き、うつ症状のある私はいつにも増して苦しい日々を過ごしております。
さて、今回はアローラダブルについての記事です。
使用ポケモンは以下の通りです。
アローラダブルのゲーム性についての見解
パーティの考察に入る前に、まずはこのパーティを組むための前提を与えている、アローラダブルのゲーム性についての自身の見解を述べておく。
アローラダブルでは、オリジナルのフィールド発動特性を有する守り神たちや、Zワザなどの存在によって六世代全国ルールと比較しても非常に火力が高い傾向が見られる。
また、当然ではあるが耐久数値や耐性の優れたポケモンが全国ルールと比較して少なく(特に水や地面を受けるための草)、つまるところ受けがなかなか困難な状況であると考える。
そこで私は、受けを最低限に抑え、ひたすら高速、高火力で相手を対面から突破する、いわゆる”ビートダウン”志向のパーティが強いのではないかと考えた。
この構築のコンセプト―ウツロイドフェローチェという並び
このパーティの主軸となるウツロイド+フェローチェという並びについて。
ウインディレヒレの最大の弱点
バトルスポットレーティングモードWCSルールにおいて非常に高い使用率を誇り、さらにその二匹の並びが汎用性が高く完成されていると言われるウインディ、カプ・レヒレ。
ビートダウン構築においては、それらを縛ることで対策する必要がある。
そこでまずは、二匹に先行して弱点を突け、この並びをたやすく突破できる可能性を持つウツロイドを使うということから考えた。
無天候・無フィールドビートダウンの要
UB02-Beauty フェローチェ
すべてのポケモンを魅了する姿
UB02 BEAUTYを見たポケモンは、性別にかかわらず魅了され、敵意を失うといわれている。
UB02 BEAUTYから未知のフェロモンが出ているのか、その容姿が何らかの催眠状態を引き起こしているのか、その理由は明らかになっていない。
稲妻のような速度
細くしなやかに伸びた肢は、爆発的な加速が可能であり、落雷を避けるほどだといわれている。
受けを放棄し、先んじて攻撃することに特化したこのポケモンは、まさにこの構築の要である。
ウツロイドの毒、岩の範囲に、最高火力指数58995という破格の火力を持った格闘の範囲を合わせることで、隙を見せれば一瞬で壊滅する破壊力を実現した。
ウツロイド&フェローチェという、受けを想定しない、耐久力の低い高速アタッカー二匹を軸としているため、不足している防御面を補完するためのポケモンが必要になる。
そのため、残りの4枠には耐久や耐性の優れたポケモンを多く採用した。
<各ポケモン紹介>
ウツロイド(特性:ビーストブースト)
技:ヘドロばくだん パワージェム くさむすび 10まんボルト
持ち物:こだわりメガネ
性格:おくびょう
努力値:B4 C252 S252
実数値:H184 A- B68 C179 D151 S170
岩・毒タイプの特殊アタッカー。ガブリアスまでを抜けるS103という絶妙な素早さと、岩タイプを持つために広い攻撃範囲を有する。高速アタッカーにしては特殊耐久がかなり高い。
縛れる範囲を広げるためにこだわりメガネを持たせた。これによってだいたいのウインディとカプ・レヒレを確定一発で倒すことができるようになる。できればガブリアスを倒せるように氷技を覚えさせたかったが、めざめるパワー氷の個体は持っていないので、地面に通るくさむすびと、鋼に通る10まんボルトを覚えさせた。
フェローチェ(特性:ビーストブースト)
技:とびひざげり どくづき れいとうビーム まもる
持ち物:カクトウZ
性格:やんちゃ
努力値:A252 B4 S252
実数値:H146 A207 B58 C157 D52 S203
この構築のエースアタッカー。アローラダブル最速にして最強のゴキブリ。A137、C137、S151で耐久は紙という攻め一辺倒な種族値配分をした虫・格闘タイプ。
性格やんちゃでもカプ・コケコやプテラなどの素早さ130族を抜くことができる。
とびひざげりを基にした全力無双激烈拳は威力190、火力指数58995となり、ガブリアスクラスの物理耐久を持つポケモンですら一撃で倒してしまう。
そして特性のビーストブーストが発動すれば攻撃が上がり、さらに止めづらくなる。
先制技(特にウインディの神速)、スカーフによる攻撃に非常に弱いので、そこは注意が必要。
ボーマンダ(特性:いかく)
技:りゅうせいぐん りゅうのはどう かえんほうしゃ ハイドロポンプ
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ひかえめ
努力値:C252 D4 S252
実数値:H170 A- B100 C178 D101 S152
アローラダブルではメガシンカはできないが、ドラゴン・飛行タイプの耐性と特性いかくがかみ合い、高い繰り出し性能を持つポケモン。
威嚇良耐性という性質を持ちながら、しっかり高い攻撃性能があり、攻守のバランスが優れている。
ウツロイドと特に防御面で相性がよく、ウツロイドが倒されそうになった場合に交代先として機能しやすい。ウツロイドの苦手なカミツルギやガブリアスを縛るためにこだわりスカーフを持たせた。
フェローチェとウインディが対面した際に、フェローチェの隣を引いてボーマンダを出せば、威嚇によって攻撃が下がるため、ハチマキウインディのしんそくも耐えることができるようになる。
カプ・レヒレ(特性:ミストメイカー)
技:ねっとう ムーンフォース めいそう まもる
持ち物:たべのこし
性格:ひかえめ
努力値:H236 B4 C252 D4 S12
実数値:H175 A- B136 C161 D151 S107
アローラの守り神のなかでは唯一フィールドによって自身の火力を上昇させることができないが、水・フェアリーという攻撃面、防御面双方において非常に優れたタイプ組み合わせと高い耐久種族値を持ち、他の守り神たちにひけをとらない強さを持ったポケモン。
フィールドを変えることで相手の火力を削ぎ、こちらが受けやすくする状況を作り出せる。
めいそうを覚えさせることで、こちらの猛攻に対して相手が防御姿勢を取ったときにアドバンテージを稼ぐ詰め役として、また攻めきれずに攻撃をいなされそうになった場合の保険として機能する。
ポリゴン2やヤレユータンなどのトリル始動要員やコータス、水タイプとの掛け合いに強い。
ミミッキュ(特性:ばけのかわ)
技:じゃれつく シャドークロー かげうち まもる
持ち物:フェアリーZ
性格:いじっぱり
努力値:H252 A252 S4
実数値:H162 A156 B100 C- D125 S117
特性ばけのかわにより相手の攻撃を実質的に一回だけ無効化でき、さらにゴースト・フェアリーという非常に広い攻撃範囲を持ったタイプの組み合わせをしているが、今一つ足りない数値のお陰でぶっちゃけそんなに強くないポケモン。
スカーフテテフに対する抵抗を高めること、トリックルームの発動を免れない場合に、特性ばけのかわと守るでうまくしのぐことを考えて採用された。火力を補うためにフェアリーZを持たせたが、やはりパーティとあまりかみ合っていないと思われるので、この枠は考察の余地がある。
ここは補完枠としてみず、くさ、いわに耐性があり、なおかつベトベトンに弱くないナットレイのようなくさタイプの高耐久ポケモンが入れば理想なのだが、残念なことにそのような耐久の高いくさタイプがいないので、別の手段をとることが求められる。
ガラガラ(特性:ひらいしん)
技:フレアドライブ シャドーボーン ホネブーメラン まもる
持ち物:ふといホネ
性格:しんちょう
努力値:H252 A92 D164
実数値:H167 A112 B130 C- D133 S65
高い火力と範囲、優れた耐性をあわせ持つ炎タイプの物理アタッカー。耐久数値、特に特防が高くないため、攻守両面で優れたステータスにするためにはしっかりと特防を高める必要がある。
カプ・コケコをはじめとする電気、そしてテッカグヤやカミツルギなどの鋼を受けて対策する補完ポケモンとして採用された。
高速高火力アタッカーの交代先としての運用が主なので、性格をしんちょうにして火力ではなく耐久力を優先させた。
ポリゴン2のダウンロードによって上がる能力が攻撃になるように特防を高めた。この配分ではレヒレがフィールドを取った状態であれば、C182カプ・テテフのサイコキネシスZを確定で耐えるようになっている。
ORASの振り返り③ カメックススイッチパーティ
メガカメックス軸スタン寄り構築
バイオです。最初は使ったパーティを時系列順に振り返っていこうと考えていましたが、面倒くさいのでやめました。
というわけで今回はダブルレートで最後に使っていたパーティを紹介します。
以下がパーティメンバーです。
最初のパーティコンセプトは『カメックスをサポートを駆使して活躍させる』です。
なので、サンダーやゲンガーのおいかぜやトリックルーム、モロバレルのいかりのこなでカメックスがなるべくダメージを受ける前にしおふきを使うことを目指しています。
ただ、カメックスだけでは伝説ポケモンほどの単体性能はないので、他にもエースとなりうるアタッカーを入れないと火力不足となってしまいます。
そこで、カメックスとの相性も考えた上で、ヒ―ドランやクチートなどの単体性能の高いポケモンを入れました。
このパーティは中速ポケモンが素早さ操作によって先手を取っていく、いわゆる「追い風トリルスイッチ構築」であるため、サンダーやゲンガーの素早さ操作を成功させられるか否かが勝敗を決する上で最も重要な要素となりえます。
つまり、最初の素早さ操作が失敗した段階で、かなり厳しい局面に陥ってしまう可能性を多分にはらんでいます。そのため、試合開始1~2ターンの立ち回りが最も難しいです。
しかし、いざ先手を取れる状況を作ってしまえば、そこからはわりと勝ちやすいと思います。
僕が考えた中ではかなり完成度の高い構築になったのではないかなと自負しております。
各ポケモン紹介
カメックス(特性:げきりゅう→メガランチャー)
持ち物:カメックスナイト
性格:ひかえめ
努力値:H180 C252 S76
実数値:H177 A- B120 C150 D125 S108
↓
H177 A- B140 C205 D135 S108
しおふきの高火力を押し付けて、HPが減ってもあくのはどうやはどうだんで殴れるまさにエース級メガシンカポケモン。HP満タンのしおふきは、単体火力がハイドロポンプと同等の火力を持つので、強力な決定打となりうる。
しおふきの火力を保つためにダメージを受ける前に行動したいので、他のポケモンでそのサポートをしていくというところからパーティ構築を始めた。
しおふき以外の技は使用する六匹が決まってから選択した。
カメックスのHPが減ることでパーティ全体でのヒ―ドランへの打点が乏しくなってしまうためにはどうだん、一貫性が高く、ワイドガードで妨害を試みてきそうなギルガルドへの打点にもなるあくのはどうを選択。残りはHP温存やねこだましケア目的のまもる。
素早さは追い風後に準速スカーフ霊獣ランドロス抜き。
サンダー(特性:せいでんき) 個体値28-×-30-31-31-31
技:10まんボルト めざめるパワー(氷) おいかぜ はねやすめ
持ち物:ぼうじんゴーグル
性格:ひかえめ
努力値:H216 B136 C44 D92 S20
実数値:H191 A- B122 C165 D122 S123
このパーティの追い風役。本当はおくびょうが良かったのだが、配布されたせいでんきサンダーを厳選したところ、たまたま性格ひかえめめざパ氷の良個体が出てきたので、ひかえめで育成した。
カメックスサポート目的でおいかぜ始動役を入れたいと考え、最初はほぼ確実に追い風を使える上にファストガードで先制技のケアもできるファイアローを考えた。
しかし、でんき弱点二匹を同時に並べるとボルトロスが重くなると思い、追い風を使う鳥の中では電気タイプが弱点ではないサンダーを使うことにした。
10まんボルトとおいかぜは確定として、残りは主に水半減のメガボーマンダへの打点となるめざめるパワー氷、回復技のはねやすめ。しかし、はねやすめは使いどころがイマイチよくわからなかったのでまもるやみきりでよかったかもしれない。
カメックス軸にとってモロバレルは大敵なので、カメックス+サンダーと並べた時にモロバレルに弱くならないように、持ち物はぼうじんゴーグル。
耐久は、物理耐久がA194メガガルーラのすてみタックル耐え、特殊耐久がC161珠キングドラの雨下ハイドロポンプ耐え。
オボンのみを持てないうえに、アタッカー寄りの性格なので耐久があまり信用できなかったが、おいかぜさえ決めてしまえばカメックスの火力にものを言わせて試合のペースを握れることが多かった。
ヒ―ドラン(特性:もらいび)
技:ねっぷう げんしのちから だいちのちから まもる
持ち物:シュカのみ
性格:ひかえめ
努力値:H252 B4 C252
実数値:H198 A- B127 C200 D126 S97
主にメガリザードンYや草タイプ、フェアリータイプの対策として採用。
耐久が高く、耐性も非常に多いので、弱点さえ突かれなければほぼほぼ生き残る上に、炎+地面の攻撃範囲と特攻種族値からくる攻撃性能によって水、地面、格闘タイプの技で弱点を突いてくるポケモン以外にはほとんど負けないし、上さえ取れていれば比較的苦手な相手に勝つ可能性も高め。
シュカのみは単純に生き残りやすさを上げてくれるアイテム。
メガリザードンYに勝つためにげんしのちからを覚えさせた。こいつホントに強い。
ゲンガー(特性:ふゆう)
持ち物: きあいのタスキ
性格:れいせい
努力値:H252 C252 D4
実数値:H167 A- B80 C200 D96 S108
トリル始動役だとバレにくいトリル始動要員。
ガルーラ以外のねこだましの的にならずにトリックルームを張れるし、二ターン目にはガルーラからもトリル発動を妨害されることはない。
トリルさえ張れれば強いが、主にガルーラボルトロスの並びを出した相手は、ガルーラのふいうちを通すために、まずボルトロスがゲンガーに挑発を使ってくるので、警戒して選出を控えるか、もし選出したとしてもそこを逆手に取ったプレイングが必要。
いくら耐性が優秀でも、耐久が低い以上、ゲンガーが即死しないターンかどうかを考えたうえでトリックルームを使わなければならない。相手の行動次第でゲンガーがトリルを使う前に死ぬ可能性のある場合は、隣のポケモンを守らせずに攻撃させて一方的にアドバンテージを取らせないように立ち回る必要性もでてくる。
トリックルーム下で動きやすいように、素早さは追い風でいじっぱりのスカーフ霊獣ランドロスを抜けるところまでに抑えた。
技に関しては、最初はおにびを採用していたが、ヘドロばくだんの1ウェポンだけでは攻撃性能が低く、モロバレルと合わせて選出した際に全体の火力が低めになってしまうために、補完技のきあいだまを覚えさせた。主にヒ―ドラン意識。
クチート(特性:いかく→ちからもち)
技:じゃれつく いわなだれ ふいうち まもる
持ち物:クチートナイト
性格:ゆうかん
努力値:H252 A132 D124
実数値:H157 A134 B105 C- D91 S49
↓
H157 A156 B145 C- D131 S49
メガシンカ枠その2。対フェアリー、主にサーナイト対策にして裏のエース。
カメックスの出しづらいメガサーナイト軸などに対して選出する。
鋼・フェアリータイプでありながら、A特化バンギラスよりも火力の高いいわなだれを使うことのできる理不尽なポケモン。
その高い火力を活かして、ゲンガーの使ったトリックルーム下で暴れまわる。
配分は珠サザンドラのだいちのちから耐え、残り攻撃。
この火力からの先制いわなだれは絶対的な強さを持っているので、トリックルーム下ではいわなだれを撃ってるのがとりあえず安定行動になりやすい。
モロバレル(特性:さいせいりょく)
技:ギガドレイン いかりのこな キノコのほうし まもる
持ち物:ゴツゴツメット
性格:のんき
努力値:H252 B252 C4
実数値:H221 A- B134 C106 D100 S31
テンプレゴツメバレル。対水を担いつつ、怒りの粉でカメックスへの攻撃を吸い取りながら、メガガルーラをゴツゴツメットですり削る。ゴツメバレルはメガガルーラの対策として非常に有効である。
どんなポケモンがでてきても、キノコのほうしによって問答無用で止めることができるので非常に強力。
さらにこのパーティではゲンガーをトリル始動役として、クチートというトリックルームと相性のいいアタッカーを入れたトリルパーティとしての側面があり、モロバレル自身もトリルの恩恵を受けられるのでこれまた相性がいい。
レーティングバトル戦績
150勝98敗0分(勝率60%)
主にラストシーズンであるシーズン17で使用したが、途中でメンツを変えた時にわりと負けてしまい、取り戻す前にシーズンが終わってしまったのであまり振るわなかったです。
しかし、しっかり取り組めばかなり高いレートを目指せる構築であると思っています。
では、さいなら。