ゲーム研究記録

ポケモン・将棋の個人研究まとめ (ポケモンは第6世代中期~第7世代初期のみ) 将棋は居飛車党で、主に横歩取り・相掛かり・対雁木急戦・矢倉・左美濃・棒銀(角換わり&対四間飛車)・居飛車穴熊を指します。

ORASの振り返り③ カメックススイッチパーティ

 

メガカメックス軸スタン寄り構築

 

バイオです。最初は使ったパーティを時系列順に振り返っていこうと考えていましたが、面倒くさいのでやめました。

というわけで今回はダブルレートで最後に使っていたパーティを紹介します。

 

 

 

以下がパーティメンバーです。

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 最初のパーティコンセプトは『カメックスをサポートを駆使して活躍させる』です。

なので、サンダーやゲンガーのおいかぜやトリックルームモロバレルのいかりのこなでカメックスがなるべくダメージを受ける前にしおふきを使うことを目指しています。

 ただ、カメックスだけでは伝説ポケモンほどの単体性能はないので、他にもエースとなりうるアタッカーを入れないと火力不足となってしまいます。

そこで、カメックスとの相性も考えた上で、ヒ―ドランやクチートなどの単体性能の高いポケモンを入れました。

 このパーティは中速ポケモンが素早さ操作によって先手を取っていく、いわゆる「追い風トリルスイッチ構築」であるため、サンダーやゲンガーの素早さ操作を成功させられるか否かが勝敗を決する上で最も重要な要素となりえます。

つまり、最初の素早さ操作が失敗した段階で、かなり厳しい局面に陥ってしまう可能性を多分にはらんでいます。そのため、試合開始1~2ターンの立ち回りが最も難しいです。

しかし、いざ先手を取れる状況を作ってしまえば、そこからはわりと勝ちやすいと思います。

 僕が考えた中ではかなり完成度の高い構築になったのではないかなと自負しております。

 

ポケモン紹介

カメックス(特性:げきりゅう→メガランチャー)

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技:しおふき はどうだん あくのはどう まもる

持ち物:カメックスナイト

性格:ひかえめ

努力値:H180 C252 S76

実数値:H177 A- B120 C150 D125 S108

             ↓

    H177 A- B140 C205 D135 S108

 

しおふきの高火力を押し付けて、HPが減ってもあくのはどうはどうだんで殴れるまさにエース級メガシンカポケモン。HP満タンのしおふきは、単体火力がハイドロポンプと同等の火力を持つので、強力な決定打となりうる。

しおふきの火力を保つためにダメージを受ける前に行動したいので、他のポケモンでそのサポートをしていくというところからパーティ構築を始めた。

しおふき以外の技は使用する六匹が決まってから選択した。

カメックスのHPが減ることでパーティ全体でのヒ―ドランへの打点が乏しくなってしまうためにはどうだん、一貫性が高く、ワイドガードで妨害を試みてきそうなギルガルドへの打点にもなるあくのはどうを選択。残りはHP温存やねこだましケア目的のまもる。

素早さは追い風後に準速スカーフ霊獣ランドロス抜き。

 

サンダー(特性:せいでんき) 個体値28-×-30-31-31-31

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技:10まんボルト めざめるパワー(氷) おいかぜ はねやすめ

 

持ち物:ぼうじんゴーグル

性格:ひかえめ

努力値:H216 B136 C44 D92 S20

実数値:H191 A- B122 C165 D122 S123

 

このパーティの追い風役。本当はおくびょうが良かったのだが、配布されたせいでんきサンダーを厳選したところ、たまたま性格ひかえめめざパ氷の良個体が出てきたので、ひかえめで育成した。

カメックスサポート目的でおいかぜ始動役を入れたいと考え、最初はほぼ確実に追い風を使える上にファストガードで先制技のケアもできるファイアローを考えた。

しかし、でんき弱点二匹を同時に並べるとボルトロスが重くなると思い、追い風を使う鳥の中では電気タイプが弱点ではないサンダーを使うことにした。

10まんボルトとおいかぜは確定として、残りは主に水半減のメガボーマンダへの打点となるめざめるパワー氷、回復技のはねやすめ。しかし、はねやすめは使いどころがイマイチよくわからなかったのでまもるやみきりでよかったかもしれない。

カメックス軸にとってモロバレルは大敵なので、カメックス+サンダーと並べた時にモロバレルに弱くならないように、持ち物はぼうじんゴーグル

耐久は、物理耐久がA194メガガルーラすてみタックル耐え、特殊耐久がC161珠キングドラの雨下ハイドロポンプ耐え。

オボンのみを持てないうえに、アタッカー寄りの性格なので耐久があまり信用できなかったが、おいかぜさえ決めてしまえばカメックスの火力にものを言わせて試合のペースを握れることが多かった。

 

ヒ―ドラン(特性:もらいび)

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技:ねっぷう げんしのちから だいちのちから まもる

持ち物:シュカのみ

性格:ひかえめ

努力値:H252 B4 C252

実数値:H198 A- B127 C200 D126 S97

 

主にメガリザードンYや草タイプ、フェアリータイプの対策として採用。

耐久が高く、耐性も非常に多いので、弱点さえ突かれなければほぼほぼ生き残る上に、炎+地面の攻撃範囲と特攻種族値からくる攻撃性能によって水、地面、格闘タイプの技で弱点を突いてくるポケモン以外にはほとんど負けないし、上さえ取れていれば比較的苦手な相手に勝つ可能性も高め。

シュカのみは単純に生き残りやすさを上げてくれるアイテム。

メガリザードンYに勝つためにげんしのちからを覚えさせた。こいつホントに強い。

 

ゲンガー(特性:ふゆう)

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技:ヘドロばくだん きあいだま トリックルーム まもる

持ち物: きあいのタスキ

性格:れいせい

努力値:H252 C252 D4

実数値:H167 A- B80 C200 D96 S108

 

 トリル始動役だとバレにくいトリル始動要員。

ガルーラ以外のねこだましの的にならずにトリックルームを張れるし、二ターン目にはガルーラからもトリル発動を妨害されることはない。

トリルさえ張れれば強いが、主にガルーラボルトロスの並びを出した相手は、ガルーラのふいうちを通すために、まずボルトロスがゲンガーに挑発を使ってくるので、警戒して選出を控えるか、もし選出したとしてもそこを逆手に取ったプレイングが必要。

いくら耐性が優秀でも、耐久が低い以上、ゲンガーが即死しないターンかどうかを考えたうえでトリックルームを使わなければならない。相手の行動次第でゲンガーがトリルを使う前に死ぬ可能性のある場合は、隣のポケモンを守らせずに攻撃させて一方的にアドバンテージを取らせないように立ち回る必要性もでてくる。

トリックルーム下で動きやすいように、素早さは追い風でいじっぱりのスカーフ霊獣ランドロスを抜けるところまでに抑えた。

技に関しては、最初はおにびを採用していたが、ヘドロばくだんの1ウェポンだけでは攻撃性能が低く、モロバレルと合わせて選出した際に全体の火力が低めになってしまうために、補完技のきあいだまを覚えさせた。主にヒ―ドラン意識。

 

 

クチート(特性:いかく→ちからもち)

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技:じゃれつく いわなだれ ふいうち まもる

持ち物:クチートナイト

性格:ゆうかん

努力値:H252  A132  D124

実数値:H157 A134 B105 C- D91 S49

                                         ↓

               H157 A156 B145 C- D131 S49

 

メガシンカ枠その2。対フェアリー、主にサーナイト対策にして裏のエース。

カメックスの出しづらいメガサーナイト軸などに対して選出する。

 鋼・フェアリータイプでありながら、A特化バンギラスよりも火力の高いいわなだれを使うことのできる理不尽なポケモン

その高い火力を活かして、ゲンガーの使ったトリックルーム下で暴れまわる。

配分は珠サザンドラのだいちのちから耐え、残り攻撃。

この火力からの先制いわなだれは絶対的な強さを持っているので、トリックルーム下ではいわなだれを撃ってるのがとりあえず安定行動になりやすい。

 

 

モロバレル(特性:さいせいりょく)

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技:ギガドレイン いかりのこな キノコのほうし まもる

持ち物:ゴツゴツメット

性格:のんき

努力値:H252 B252 C4

実数値:H221 A- B134 C106 D100 S31

 

テンプレゴツメバレル。対水を担いつつ、怒りの粉でカメックスへの攻撃を吸い取りながら、メガガルーラゴツゴツメットですり削る。ゴツメバレルはメガガルーラの対策として非常に有効である。

どんなポケモンがでてきても、キノコのほうしによって問答無用で止めることができるので非常に強力。

さらにこのパーティではゲンガーをトリル始動役として、クチートというトリックルームと相性のいいアタッカーを入れたトリルパーティとしての側面があり、モロバレル自身もトリルの恩恵を受けられるのでこれまた相性がいい。

 

 

レーティングバトル戦績

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150勝98敗0分(勝率60%)

 

主にラストシーズンであるシーズン17で使用したが、途中でメンツを変えた時にわりと負けてしまい、取り戻す前にシーズンが終わってしまったのであまり振るわなかったです。

しかし、しっかり取り組めばかなり高いレートを目指せる構築であると思っています。

 

 

では、さいなら。