ゲーム研究記録

ポケモン・将棋の個人研究まとめ (ポケモンは第6世代中期~第7世代初期のみ) 将棋は居飛車党で、主に横歩取り・相掛かり・対雁木急戦・矢倉・左美濃・棒銀(角換わり&対四間飛車)・居飛車穴熊を指します。

2019-01-01から1年間の記事一覧

【将棋】横歩取りリサリサ流【局面検討】

初手から 1.▲7六歩 2.△3四歩 3.▲2六歩 4.△8四歩 5.▲2五歩 6.△8五歩 7.▲7八金 8.△3二金 9.▲2四歩 10.△同歩 11.▲同飛 12.△8六歩 13.▲同歩 14.△同飛 15.▲3四飛 16.△3三角 17.▲同飛成 [Ⅰ図] [Ⅰ図]▲3三同飛成まで 横歩取り竹部流(リサリサ流)は、△3三角型の定跡…

【将棋】棒銀戦法② ▲3五歩に△6五歩の変化【vs四間飛車】

四間飛車vs棒銀の定跡形から、▲3五歩の仕掛けに対して△6五歩とした変化について。 [基本図] △6五歩は先を見据えた手で、機をみて角を6四へ転換したり打ち付けたりする含みや、先手玉の小鬢を守る▲6六銀上がりを防ぐなどの意味があり、どうやら居飛車は対振り…

【将棋】▲5七銀左急戦・棒銀戦法【VS四間飛車】

私は最近、先手番で後手四間飛車に対して急戦をやるようになりました。 現在は一般的には四間飛車に対しては居飛車穴熊が最有力と言われており、確かにプロアマ問わずあらゆる実戦において居飛車穴熊の勝率は高めなのですが、 自分が先手番の際、後手の振り…

【将棋】<矢倉5手目▲7七銀型> VS <後手原始棒銀>【対策検討】

「原始棒銀は5手目▲7七銀型には通用しない」 と定跡の本には書いてありましたが、具体的な解説はなく、また実戦でやられて困ることもあったので対策を自分で検討。 初手から 1.▲7六歩 2.△8四歩 3.▲6八銀 4.△3四歩 5.▲7七銀 6.△8五歩 7.▲7八金 8.△7二銀 9.▲5…

【将棋】横歩取り実戦研究【▲5八玉早上がり型(青野流)】

早指し将棋アプリでの、横歩取りの一戦の反省記事。 先手が相手、後手が私で、▲5八玉と早く上がって3筋を焦点に速攻を狙う、いわゆる"横歩取り青野流"の将棋でした。 青野流は攻撃性が高く序盤早々かなりの激戦になるので、 超早指しの将棋アプリでは人気の…

【将棋】角交換四間飛車への対抗法模索 ~銀冠に囲う~

(初手から) 1.▲7六歩 2.△8四歩 3.▲6八飛 4.△3四歩 5.▲4八玉 6.△4二玉 7.▲2二角成 8.△同銀 9.▲8八銀 10.△3二玉 11.▲3八玉 12.△6二銀 13.▲2八玉 14.△1四歩 15.▲1六歩 16.△2四歩 17.▲3八銀 18.△2三銀 19.▲7七銀 20.△2二玉 21.▲8八飛 22.△3二金 23.▲8六歩 24.△…

【矢倉研究】角をめぐる攻防

矢倉の実戦で気になる変化があったので検討してみる。題材の局面は先手が私で後手が相手。 [基本図]▲4六角まで [基本図]は△7五歩の早仕掛けに対して▲4六角とけん制した局面。先手はすでに2筋を切っており、ポイントを上げている。これには△9二飛と逃げておけ…

【将棋】居飛車穴熊考察②【振り飛車対策】

今回は居飛車穴熊に対して駒組みの途中で相手が激しく攻めてきたとき、その対処法について。題材は私の実戦から。 (初手から) 1.▲7六歩 2.△8四歩 3.▲7八銀 4.△3四歩 5..▲6六歩 6.△6二銀 7.▲7七角 8.△4二玉 9.▲6八飛 10.△3二玉 11.▲4八玉 12.△5四歩 13.▲3八…

【将棋】角換わり腰掛け銀先後同型について

[基本図]△7三桂まで 角換わりの中でも最もオーソドックスな腰掛け銀の、さらに有名な先後同型の形。 [基本図] 先手が先に仕掛け、後手が隙をみて反撃を狙うという将棋になるのですが、手番を握る先手に対して同型で追随するため後手の明確な主張点がなく、…

【将棋】原始棒銀について

先手が矢倉を目指してきたときの、後手側の選択肢の一つに挙げられる原始棒銀戦法。 今回はそのちょっと不思議な変化について。 (初手から) 1.▲7六歩 2.△8四歩 3.▲6八銀 4.△3四歩 5.▲6六歩 6.△8五歩 7.▲7七銀 8.△7二銀 9.▲7八金 10.△8三銀 11.▲5六歩 12.△8…

【将棋】居飛車穴熊考察【振り飛車対策】

対振り飛車戦において驚異の堅陣を誇る居飛車穴熊。 その圧倒的な強さから、今や対振り飛車の主流戦法となっている。 しかしどれほど優秀な戦法を知っていても、その活用法を知らないのでは宝の持ち腐れ。 穴熊戦での”筋”がわからなければ、振り飛車を攻略す…

【将棋】横歩取り△3三角・8四飛・5二玉・5一金・6二銀型【実戦研究】

横歩取り△3三角型 某早指し将棋アプリで私が指した一局について少し。 戦型は相居飛車ではおなじみの横歩取りで、私は後手。 横歩取りの後手は序盤から一歩損して気分が悪いようだが、数ある後手番の指し方のなかでもかなり有力な部類に入ると私は思う。やは…